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韓国スイーツ堪能記

ふらりといける韓国。
今回は、見た目が気になっていたスイーツやソフトクリームの食べ歩きをしつつ、ある資格を取得してきました。

 
韓国で“絶対に行く”と決めていたのは、漢江鎮駅近くにある「BANANA TREE」さん。
「flower paap」というメニューが、気になっていたのです。 
ぱっと見は、植木鉢に入ったお花なんですが、
なななななんと!
土に見立てた部分がケーキなんです!!
クッキーを砕いたようなものが土にそっくりなんです。
その下のふわふわスポンジ生地は、エスプレッソ・バナナ・ストロベリー味から選べました。
私の食べたエスプレッソの生地は、程良い甘みで美味。
中には生クリームやプリン・果物等が入っていて、ケーキとしてもクォリティが高いので食べ進む度に感心しちゃいました。
石チョコが散らばっているのも、“なるほど”な発想です。
 
もう1つ人気のメニューは、「somsom latte」という綿がしの乗ったラテです。
(当時は)お花ケーキも綿菓子スイーツも、日本で見た事がなかったので大興奮でした!
味は、バナナ・キャラメル・抹茶から選べます。
綿がしを溶かしながら飲んでも良し、綿がし完食後にドリンクへ移行しても良し。
見た目倒しでなく美味しく、且つ、女子会でワイワイ出来る楽しい&可愛いスイーツでした。
 
韓国での楽しみと言ったら明洞での食べ歩きもあります。
その中でも特に印象に残っているのは、高さ30cm程のソフトクリーム!
どうして倒れないのか?不思議です。
さっぱりしていたので、飽きも来なかったです。躊躇しているあなたにもお勧めですね。
 
実は、今回は、スイーツ食べ歩き以外にもう1つやりたい事があったのです。
それは•••「マッコリソムリエ」の資格を取得する事!
先生は韓国人ですが、テキストも講義も試験も日本語で、日本人向きの資格でした。
まずは、テキストを元に語源から作り方まで講義を受けていきます。
私の中で、1番驚いたのは、マッコリと日本酒との違いです。
皆さんはわかりますか?
作り方は同じです。
が、味も色も違いますよね?それは、使っている麹の種類で違くなるそうなんです。目から鱗!
 
講義の後は、試飲タイムです。
サムスンの社長も愛飲?!していると噂の「チャヒヒャン」は、日本酒に近く香りが豊かでした。
ヨーグルト風の民俗酒「ワンジョン」は、酸味炸裂。思わず「すっぱ~!」と声が出てしまいました。
「ソンミョンソン」は究極のマッコリと言うだけあり、ご飯に合いました。
ちなみに、酔わないように、ご飯を食べながらの試飲でしたよっ。
試飲の中でも特に楽しみにしていたのは「梨花酒」です。
シャーベットのようなフローズンのようなものを想像していたのですが、
マヨネーズのような、マスタードのような、カスタードのような食感でした。
スプーンですくって頂きます。もはや飲み物ではないですね。
味もイメージと全く異なるものでした。
そして、何と言っても濃いです!12度!ドロドロ食感も相まってアルコールが凝縮されたような!
ただし、数秒後には甘さが広がるという奥深さを堪能出来ました。
お米を沸かして練り、麹を加えて練って作るそうです。
 
程よく酔い始めた頃に、まさかのテスト開始。
たしなむ程度にしていた周りの受験者の皆さんはさすがだな~と感心しつつ、
私も無事に合格出来ました。ミョン先生カムサハムニダ。
 

ここ数年、韓国で見かけたスイーツが、直後に日本で流行っていることもあり、目が離せない国です。
トレンドスイーツのチェックはもちろんのこと、もう少しマッコリの勉強を続け、マッコリ×スイーツのマリアージュを楽しみたいと思います。