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インドネシア カカオ堪能記 Vol.2

夢と希望が詰まった“カカオ農園ツアー”に参加する為に、インドネシアで4番目に大きなスラウェシ島へ行って来ました。
シンガポールから飛行機で3時間かけてマカッサルへ。更にそこから6時間車を走らせたポレワリにある農園を訪れました。

さて、収穫後は、カカオ豆とパルプで発酵させます。
手を入れたらヌメヌメ。そして、熱い!40度位はあったかしら?
数時間毎に混ぜているというカカオ農家さんの苦労に感謝です!
 
続いて、乾燥です。
私には全て同じに見えましたが、農家さんは、手に取るだけで乾燥の進み具合を把握していてまさに神業!
 
その後、共同の倉庫で品質チェックをして、OKなものは麻袋に入れて出荷していました。
 
美味しいチョコレートの根底を見させて頂いた気分で、本当に充実した時間でした。
 
「カカオの勉強」が私の目的でしたが、
真面目で何事にも真剣で、カカオ愛に溢れた「生産者さんの想い」を知れた事が1番の収穫でした!
現地ではチョコレートの味を知らない人も多いそうですが、
高品質なカカオを作る農家を増やす為に奮闘する団体があり、
“健康的なカカオ”とか“香り高いカカオ”とか、現場の事を一生懸命教えてくれました。
中には「Cacao is Human」と話している方もいて、度々目頭が熱くなりました。
 

ちなみに、私も1本植樹させてもらいました。
3~5年で結実するそうなので“収穫に行く”という夢ができました。
元気に育ってね、私のカカオちゃん。

乾燥風景です!

ポレワリ・マンダール県の知事、Andi Lbrahim Masdar氏

京都チョコレートショップDariK代表取締役 吉野慶一氏